ココイチのカレーが好きでたまに食べに行くんですが、
先日行った時の事です。
何にしようか悩んだ末に結局、ロースカツカレー大盛り1辛。
結局いつも同じ物になります。
そのカレーを食べてると、店に一人のおじいさんが
入ってきました。
そのおじいさんですが、背中を丸めてメニューも見ず、
カウンターに座ったままです。
注文の仕方が分からないのかな?
間違えてこの店に入ってきてしまったのかな?
と、思ってたら、店員が来ておじいさんに一言、
「いつものでよろしいですか?」
おじいさんは首を縦に一振り。
店員A
「コロッケカレーとコーラでーす!」
店員B
「今日は唐揚げのトッピングは?』
店員A
「あっいけねぇ!」
店員A
「今日は唐揚げのトッピングはどうします?」
おじいさんは首を横に一振り。
店員A
「トッピングは無しでーす」
店員B,C
「了解でーす」
凄いやりとりです。
おじいさんを心配してしまった事が恥ずかしい限り。
食べ物屋さんで「いつもの!」
なんてオーダーしてる人なんてかなりレア。
このおじいさんの凄さは首の動き一つで
注文してしまう所にあります。
きっと雨の日も、風の日も、
晴れた夏の日も、寒い冬の夜も、
病める時も、健やかなる時にも通い続け、
コロッケカレーとコーラ、時には唐揚げをトッピング
し続けたことによって得た、首の動きだけでのオーダー。
一つの信念を曲げずにやり続ける。
なかなか出来る事ではありません。
僕なんてまだまだです。
「信念曲げずにやり抜き通せよ!」
コロッケカレーを食べるおじいさんの
背中がそう語っていました。
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