パソコン1台でほとんどの仕事は片付いてしまう時代。
別に他の誰かでも出来るよなあ、と思えてしまうから
誰かに持って行かれない様に、
どこよりもスピードが早いとか、値段が安いとか、融通がきくとか、
付加価値付ける。
クリエイティブな仕事は別だとおもいますけど、
こういうやり方って、結局自分の首締める結果になるだけです。
そういう仕事のやり方はできればしたくないと、みんな思ってるだろうなあ。
僕の仕事は、はっきり言って超アナログ。
手間も時間も掛けて物を作ります。
例えば、スタッズのベルト。
結構前の商品なので、画像出しても大丈夫でしょう。
分かりづらいですが、まずはベルトに印を
1つずつ付けて。
1つずつ穴あけて。
1つずつスタッズ入れて。
1つずつガシガシ打ち込んだら、こんな感じで完成。
これ全部が手作業。
1本作るのに果てしない手間と時間が掛かっています。
形にするのにも、ああでもない、こうでもないって
何度も打ち合せして、徐々に形にしていく作業はとても
大変でもあり、とても楽しいものです。
スタッズを打つ技術、スタッズの配列のセンスが問われる時です。
それで出来上がった物を見てもらい、喜んでくれた時は
僕も嬉しく、それがやりがいになっています。
関わる人も少ないので、当然トラブルも少ないのもメリット。
時代は早さと値段重視ですが、僕には全く関係ありません。
それを僕に求める人とは絶対に良い仕事はできないと考えます。
これから先も、もっと手作業の仕事を掘り下げていこうと思っています。
皆さん宜しくお願いします!